• トップ
  • 妊活
  • 【排卵日予測】排卵日を計算する方法と妊娠しやすい日について

【排卵日予測】排卵日を計算する方法と妊娠しやすい日について

  • 作成日:2019.12.12
  • 更新日:2020.10.20

妊活をはじめると、妊娠しやすい日を予測するために「排卵日」を意識する人が多いかと思います。排卵日の目安は「次の生理予定日」の14日前を計算することで分かるのですが、最も妊娠しやすいのは「排卵日の当日」というわけではありません。この記事では、排卵日を生理周期から計算する方法、そして妊娠する確率が高い日がいつなのか解説します。

この記事の監修のドクター

産婦人科専門医 月花瑶子

産婦人科専門医 月花瑶子

北里大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター、愛育病院での勤務を経て、現在は都内の不妊専門クリニックに勤務。産婦人科専門医の資格を持つ。臨床医として働きながら、生殖に関わるヘルスケアの知識を社会に広める啓蒙活動も行う。監修書籍「やさしく 正しい 妊活大事典」(プレジデント社)

排卵日を生理周期から計算する方法

排卵日を生理周期から計算する方法

次の生理予定日の14日前が排卵日の目安

ホルモンバランスの乱れや生理(月経)に関する異常がなく、正常に生理がくる女性の場合、排卵が起こった日の約14日後に生理がはじまります(*1)。

ですから、逆にいえば、次の生理予定日の14日前頃がおおよその「排卵日」と考えられます

「14日前」と少し曖昧な表現をしている理由は、ホルモンバランスや体調によって多少のズレが起こるからです。また、生理周期の長さによっても変わり、例えば生理周期が32日など少し長めであれば16日前頃だったり、生理周期が25日など短めであれば13日前頃だったりします。

このように、その周期のコンディションや生理周期の長さによってもバラつきはあるので、あくまで参考程度に計算するのが良いでしょう。

(*1)日本産婦人科医会 女性の健康Q&A 「月経について教えて下さい。」

排卵日の計算方法

排卵日の計算方法

具体的な、排卵日の計算方法をご紹介します。

例えば、生理周期が28日で、今回の生理開始日が1月1日だとします。すると次回の生理予定日は1月29日ですから、排卵日の目安は1月29日−14日前=1月15日頃と計算できます。

カレンダーで見るときは、「次の生理予定日のちょうど2週間前頃」と覚えておくと早いかもしれません。

このようにして、排卵日の目安は生理周期から計算することができます。

計算が面倒くさい人向けの生理管理アプリ

排卵日の計算が面倒くさい、または、計算するために必要な「次の生理予定日」が分からないという人もいるかもしれません。

そんな人は生理管理アプリで生理の記録をつけてみると良いでしょう。

たとえば、生理管理アプリのケアミーを使えば、生理日を記録しておくだけで排卵しそうな日(排卵予定日)が表示されます。

画面上部の赤枠:排卵予定日の日付
画面中央の赤枠:カレンダー上での排卵予定日の日付

アプリを開けばすぐにカレンダーが表示され、パッとチェックできるので計算する必要もありません。

ケアミー産婦人科医監修の安心できるアプリで、アプリ容量は軽く、また会員登録なしでも使いはじめられます。ぜひ一度、ダウンロードしてチェックしてみてください。

より正確に排卵日を予測する方法

より正確に排卵日を予測する方法

基礎体温と排卵検査薬

さて、生理周期から計算する方法でも、ある程度は排卵日を予測できますが、生理不順で「次の生理予定日」がなかなか予測しづらい方にとっては、この方法では排卵日を計算することは難しいと思います。

また、生理周期が安定していたとしても、ホルモンバランスの乱れなどによっては排卵日の目安である「次の生理予定日の14日前」から多少ずれることがあります。

そんなときに、より正確に排卵日を予測する方法として二つ紹介します。「基礎体温の計測」「排卵検査薬(排卵日検査薬)」です。

基礎体温を計測してグラフの形から排卵日を予測する

基礎体温を計測してグラフの形から排卵日を予測する

基礎体温を計測して排卵日を予測する方法を「オギノ式」と呼びます。排卵の前後では女性ホルモンのバランスが変化するのですが、それによって基礎体温も変化します。

「オギノ式」では、毎日同じ時間に基礎体温を計測することで、その変化から「おそらくこの辺りが排卵期間だろう」と予測します。

詳しい内容はこちらの記事「【排卵日予測】基礎体温の測り方とグラフの見方を丁寧に解説」で解説していますので、良ければご一読ください。

排卵検査薬は排卵日前のタイミングがわかる

排卵検査薬は排卵日前のタイミングがわかる

排卵検査薬は自宅でできる尿検査キットのようなもので、ドラッグストアなどで購入できます。排卵検査薬を使うと、排卵の前に放出されるホルモンを検知して排卵日を予測することができます

排卵検査薬で陽性反応が出ると、それから約40時間以内に排卵が起こるとされています(検査薬によって多少のバラつきがあります)。

詳しい内容はこちらの記事「【排卵日予測】排卵検査薬はいつから使うの?正しい使い方を解説」で解説していますので、良ければご一読ください。

妊娠しやすいのは排卵日の2日前

妊娠しやすいのは排卵日の2日前

妊娠する確率が高いのは「排卵日の2日前」

排卵日の目安が分かったら、次は妊娠しやすいタイミングで性交することが大切です。

多くの方は、卵子と精子が出会って受精するには「排卵日の当日」に性交した方が良いように思うかもしれません。しかし、実は妊娠する確率が高いのは「排卵日の2日前の性交」ということが研究によって分かっています(*2)。

(*2) DavidB.Dunson,etal.,HumanReproduction,2002,Changes with age in the level and duration of fertility in the menstrual cycle

妊娠する確率が高いのは「排卵日の2日前」

このグラフは上記の研究よって発表されたデータで、排卵日前後の妊娠率を年齢別で表したものです。グラフの横軸の数字は排卵日を「0」としたときの前後の日数を表しています(「-1」は排卵日の前日を表しています)。

年齢によって排卵日前後の妊娠率は異なりますが、どの年齢でも「排卵日の2日前(グラフ横軸「-2」)」の性交がもっとも妊娠率が高いことが分かります。排卵日の2日前に続いて排卵日の前日、排卵日の3日前、4日前の順で妊娠の確率が高くなっています。つまり、妊娠の確率が高い期間は「排卵日の前の4日間」だといえます。

妊娠率が高いと誤解されがちな「排卵日の当日」の妊娠率は、どの年齢でも10%程度です。排卵日の当日よりも、排卵日前の4日間の方が妊娠する確率は高いのです。

排卵前の性交のほうが妊娠率が高い理由

排卵前の性交のほうが妊娠率が高い理由

まだ卵子が排卵されていないタイミングなのに、どうして妊娠できるの?と驚いた方もいるかもしれません。実は、腟内で射精された精子は、3〜5日間は卵子の排卵を待ち伏せすることができます。ですから、性交は排卵日の当日である必要はないのです。

また、排卵日の前に性交をした方が妊娠率が高い理由には「頸管粘液(けいかんねんえき)」も関係しています。

頸管粘液とは腟と子宮をつなぐ「頸管」から分泌される粘液で、排卵日の2日前ごろになると粘度が下がり、量も増え、糸を引くような性状になり、腟から子宮へと精子が通過しやすい状態になります。このタイミングで射精された精子は、粘度の下がった頸管粘液に助けられて卵子と出会いやすくなるのです。

以上、この記事では排卵日を生理周期から計算する方法や妊娠しやすい日について解説しました。妊娠の可能性を高めるには「タイミング」が大切です。より妊娠の可能性が高いタイミングを知るためにも、最後にご紹介した基礎体温を測って予測する方法や、排卵検査薬を上手く活用しながら、妊活を進めてくださいね。

この記事の著者

吉川 雄司

著書「やさしく 正しい 妊活大事典」(プレジデント社)。生殖機能に関する正しい知識の普及、妊活・不妊治療に取り組む方のサポートを目的とした事業を運営する株式会社ヘルスアンドライツの代表取締役。日テレやTBSなどの番組出演、新聞やメディアへの掲載多数。

SNSでシェア

  • lineアイコン
  • facebookアイコン
  • twitterアイコン

あわせて読みたい記事

Related Posts

この記事に関連するタグ

  • トップ
  • 妊活
  • 【排卵日予測】排卵日を計算する方法と妊娠しやすい日について
ケアミーアイコン

あなたにおすすめの記事も読める使いやすさNo.1 生理管理アプリ

詳しくみる