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生理中のダイエットはNG?生理前は痩せにくい?気になる生理とダイエットの関係について

  • 作成日:2020.01.14
  • 更新日:2020.05.22

ダイエット中の方は、生理とダイエットの関係は気になるのではないでしょうか。生理前は食欲が増して、体重も増えがちですよね。また生理中は運動をしても大丈夫なのか気になる方もいるかもしれません。「いったい、どの時期がダイエットに向いてるの?」この記事では、そんな疑問にお答えします。

この記事の監修のドクター

産婦人科専門医 月花瑶子

産婦人科専門医 月花瑶子

北里大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター、愛育病院での勤務を経て、現在は都内の不妊専門クリニックに勤務。産婦人科専門医の資格を持つ。臨床医として働きながら、生殖に関わるヘルスケアの知識を社会に広める啓蒙活動も行う。監修書籍「やさしく 正しい 妊活大事典」(プレジデント社)

生理前はダイエットに向いていない

生理前はダイエットに向いていない

生理前はダイエットに向いていません

生理前はホルモンバランスが大きく変化し、ダイエットしても痩せづらく、体調にも変化が現れやすいので、ダイエットには向いていません

生理前は、体を妊娠に適した状態にしようと脂肪や水分を蓄えようとします。また、女性ホルモンの変化によって、食欲が増す人もいます。そのため、生理前はむくみを感じたり体重が少し増えたりする人が多いです。

生理前 = リバウンドしないように気をつける時期

生理前はホルモンバランスによって身体的、精神的な不調が現れる方も多いですから、この時期は無理なダイエットは控えましょう

生理前は「リバウンドしないように気をつける時期」として、適度に間食を取ることで食べ過ぎを防いだり、また、むくみの原因になる塩分の摂りすぎに注意したりしましょう。

生理中はダイエットよりも体のケアを

生理中はダイエットよりも体のケアを

生理中のダイエットは少し注意しましょう

「生理中は痩せづらい」ということはありません。しかし、生理痛をはじめとした不調や、経血が出ることによって貧血が起こりやすい時期でもあります。ですから、ストレスを感じたり栄養バランスが偏るようなダイエットは控える方が良いでしょう。

生理中は体をケアすることが大切

むしろ、生理中はしっかりと体をケアしてあげることが大切です。月経期は直前の黄体期に比べて体温が少し下がりますし、また子宮やその周りの血流も低下します。そして、「冷え」は生理痛を悪化させることもあるため、冷え対策をするようにしてください。

具体的には、ストレッチやヨガなどゆったりした動きの運動や、体を温める食事を心がけ、また体が冷えてしまうような飲み物は控えるようにしましょう。

ダイエットに最適なのは「生理後の一週間」

ダイエットに最適なのは「生理後の一週間」

ダイエットに適した生理後

生理が終わってから1週間程度は「卵胞期」と呼ばれ、生理前や生理中に感じていた不調がなくなります。

この時期は「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と呼ばれる女性ホルモンが増えることで髪や肌に潤いを感じ、精神的にも活力に溢れている時期です。ダイエットに適したタイミングと言えるでしょう。

ただし、過度な食事制限などによって栄養バランスが崩れると健康によくないので、バランスの良い食事は心がけてください。もちろん、運動をすることも大切です。

生理周期に合わせた食事のポイント

生理周期に合わせた食事のポイント

ポイント1)何よりも、栄養バランスの取れた食事

生理中に限ったことではありませんが、ダイエットをするときは栄養バランスが偏らないように注意しましょう。

ダイエット中はサラダなどヘルシーな食事を摂りがちですが、肉や魚に含まれるたんぱく質や脂質、卵に含まれるコレステロールなども健康を維持するために大切な栄養素です。バランスを摂りながら、少しだけ量を減らすなどの工夫をしましょう。

ダイエットをするとき、注意して欲しいのは鉄分不足です。女性は生理によって鉄分不足になりがちです。鉄分やビタミンCを十分に摂取できる食事を心がけましょう。

ポイント2)貧血対策の「鉄分」の摂取を忘れずに

ダイエットをするとき、注意して欲しいのは鉄分不足です。女性は生理によって鉄分不足になりがちです。鉄分ビタミンCを十分に摂取できる食事を心がけましょう。

鉄分は豚や鶏、牛のレバーやイワシやカツオなどに多く含まれています。また、鉄分は身体に吸収されにくい成分なので、鉄分の吸収を助けるビタミンCを多く含む野菜や果物を一緒に食べると良いでしょう。

一方で鉄分の吸収を妨げる食べ物もあります。まず、玄米や納豆は過剰に食べることで鉄分の吸収率を下げてしまうため、貧血気味だと思う方は適度な摂取を心がけたほうがいいでしょう。また、コーヒーや紅茶、烏龍茶に含まれているタンニンという成分も鉄分の吸収率を下げるため、飲み過ぎには気をつけてください。

むくみの原因の一つは塩分の摂りすぎ

ポイント3)むくみの解消は「カリウム」の摂取

むくみの原因の一つは塩分の摂りすぎです。生理前はついついポテトチップスやファストフードなどを食べたくなりますが、塩分を摂りすぎないように注意しましょう。

むくみの解消に効果的なのは「カリウムの摂取」です。カリウムは摂りすぎた塩分を排泄し、体内の水分量を整える役割があります。

カリウムは多くの食材に含まれていますが、果物だとバナナや夏みかん、メロンに多く含まれます。その他、芋類や肉・魚、海藻類などにも多く含まれています。

生理中の運動で気をつけるポイント

ダイエットのポイント:運動編

ポイント1)無理な運動はしない

生理中は身体的な不調を感じがちです。子宮内膜をリセットしている時期ですから、激しい運動などは避け、体をケアするようにしましょう。

貧血の症状がある方は、無理な運動は避けるようにしてください。生理中は以下でも紹介するようなストレッチやヨガなどがオススメです。

生理中はストレッチやヨガなどがオススメです。

ポイント2)腰回りや足の付け根あたりのストレッチ

生理中はゆっくりとした動作のストレッチがオススメです。特に、腰回りや足の付け根あたりを動かすことで、下半身の血流が改善されることが期待できます。

下半身の血流改善は、生理痛の緩和にもつながります。生理中はプロスタグランジンという化学物質が分泌され、子宮が収縮したり、その周りの血流が低下することで下腹部に痛みを感じます。ストレッチで血流がよくなることで、生理痛が緩和することもあります。

ポイント3)リラックス効果のあるヨガ

ストレッチと似ているかもしれませんが、生理前や生理中はヨガもおすすめです。生理に関する不調はストレスが原因となっていることも多いため、リラックス効果のあるヨガは生理中のダイエットとしては良いでしょう。

以上、この記事では生理周期とダイエットの関係、生理中のダイエットで注意すべきポイントを食事と運動に分けて紹介しました。

ダイエットは多くの女性にとって関心の高いことかもしれませんが、偏った栄養バランスや過度な運動は生理の不調につながりかねません。健康を意識しながら、ダイエットするようにしてくださいね。

この記事の著者

吉川 雄司

著書「やさしく 正しい 妊活大事典」(プレジデント社)。生殖機能に関する正しい知識の普及、妊活・不妊治療に取り組む方のサポートを目的とした事業を運営する株式会社ヘルスアンドライツの代表取締役。日テレやTBSなどの番組出演、新聞やメディアへの掲載多数。

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