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妊活は家族計画とブライダルチェックからはじめよう

  • 作成日:2019.11.22
  • 更新日:2020.05.31

妊娠や出産、育児というライフイベントによって、夫婦生活は大きく変化します。結婚して子どもを持つことを考えるとき、改めてライフプランやキャリアについて考える人は少なくはないはずです。この記事では、妊活をスタートするときにまずは夫婦で話し合うべき「家族計画」と、妊娠する(または妊娠させる)ための身体の機能をチェックする「ブライダルチェック」を紹介します。

この記事の監修のドクター

産婦人科専門医 月花瑶子

産婦人科専門医 月花瑶子

北里大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター、愛育病院での勤務を経て、現在は都内の不妊専門クリニックに勤務。産婦人科専門医の資格を持つ。臨床医として働きながら、生殖に関わるヘルスケアの知識を社会に広める啓蒙活動も行う。監修書籍「やさしく 正しい 妊活大事典」(プレジデント社)

パートナーは子どもが何人欲しいか、知っていますか?

パートナーは子どもが何人欲しいか、知っていますか?

妊娠や出産、育児はライフスタイルを大きく変える

妊活を意識しはじめたら、まずは夫婦で家族計画を話し合うことが大切です。具体的には「子どもはいつ欲しいのか」、また「何人欲しいのか」という希望をお互いに伝え合い、相談することが大切です。

幸いにも妊娠・出産を経て子どもができたら、今までの生活スタイルは大きく変わります。「結婚しても生活は大して変わらないけど、子どもが生まれたらガラッとライフスタイルが変わった」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

子どもはキャリアプランにも影響を与えます。特に女性は、妊娠や出産によって一時的には仕事を休むことになりますし、「産後しばらくは育児に専念したい」と仕事とのバランスを検討したい夫婦もいるでしょう。

「妊娠・出産・育児」は夫婦二人のライフスタイルやキャリアプランに大きな影響を与えるため、二人でしっかりと話し合って「家族計画」を決めておくことが大切です。

意外と知らないパートナーの考え

「家族計画」とは、具体的に「将来、子どもはいつ、何人欲しいのか」を二人で話し合うことです。

夫婦と言えど、「家族計画」が異なることはよくあります。

例えば、二人とも「子どもが欲しい」と思っている夫婦でも、一方は「子どもは35歳までに絶対に二人欲しい」、もう一方は「時期にこだわりはなく、子どもは一人で充分」と、具体的なプランは全く違っていることがあります。妊娠・出産は互いのライフプラン、またキャリアプランに大きな影響を与えます。認識のズレを避けるためにも、じっくりと話し合うことが大切です。

(参考)年齢別の妊娠率などはこちらの記事年齢によって妊娠のしやすさは違う?妊娠のタイムリミットは?で説明しています。あわせてご覧ください。

妊活を始めるならやっておくべき、「ブライダルチェック 」とは?

妊活を始めるならやっておくべき、「ブライダルチェック 」とは?

家族計画に加えて、もう一つ大切なことがあります。それは「夫婦それぞれの生殖機能をチェックすること」です。

「生殖機能」とは、「子どもを授かるために必要な身体の機能」のことです。男性ならば、精子の生産・勃起・射精などに関する能力、女性の場合には、排卵・受精・着床・出産などに関する能力を指します。

家族計画を話し合えたら、希望通りに計画を実現できるよう、夫婦で協力して妊活を進めることになります。妊活を始めるうえでは、「そもそも妊娠できるのか(妊娠させられるのか)」を知る必要があります。

なぜなら、日本では多くの夫婦がなかなか妊娠せずに悩んでいる現状があるからです。政府機関の調査によれば、世の中の夫婦のうち35%は「不妊症」の心配をしたことがあるというデータが明らかになっています(*1)。

(*1)国立社会保障・人口問題研究所「第15回 出生動向基本調査」

学校教育で「しっかり避妊をしないと子どもができる」と習います。その反動から「避妊をしなければ、すぐに子どもができる」と考えている方が多いのではないでしょうか。しかし、これは勘違いです。

実は「不妊症の検査や治療を受けたことがある」夫婦は18.2%もいるというデータ(*1)が出ています。つまり、世の中の夫婦の5.5組に1組は検査や治療経験があることになります。不妊は決して「稀なこと」ではないのです。

そして、「避妊をやめてもなかなか妊娠しない」原因は、女性側だけにあるわけではありません。以下は、不妊の原因が男女のどちらにあるのかを示したデータです。

10組の夫婦がいれば、5組は男性側にも不妊の原因がある

円グラフを見ると、不妊の原因が男性にあるケースは「男性のみ = 24%」「夫婦両方 = 24%」を合わせては約半数となります。

円グラフからも分かるように、妊娠しない原因は決して女性だけにあるのではありません。10組の夫婦がいれば、5組は男性側にも原因があるのです。生殖機能のチェックは女性だけでなく男性もすべきことがお分かりいただけるでしょうか。

生殖機能のチェック「ブライダルチェック」

夫婦の「生殖機能」に問題がないかどうかをチェックする方法として、「ブライダルチェック 」という検査があります。

ブライダルチェックは、性病の検査に加えて、女性は婦人科系の疾患の有無、男性は精子の健康状態などを調べます。ブライダルチェックの詳い内容や受け方はこちらの記事ブライダルチェック の検査内容や費用を解説で解説していますのでご覧くだださい。

「妊活を始める」と聞くと女性が妊娠するための健康管理に意識が向く方が多いかもしれませんが、それよりも前に夫婦で「家族計画」を話し合い、生殖機能のチェックをすることをお勧めします。

この記事の著者

吉川 雄司

著書「やさしく 正しい 妊活大事典」(プレジデント社)。生殖機能に関する正しい知識の普及、妊活・不妊治療に取り組む方のサポートを目的とした事業を運営する株式会社ヘルスアンドライツの代表取締役。日テレやTBSなどの番組出演、新聞やメディアへの掲載多数。

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