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どこに行けばいいの?婦人科を選ぶときの3つのポイント

  • 作成日:2020.03.09
  • 更新日:2020.05.25

婦人科といっても病院によっては診療内容が異なります。大きな病院であれば女性特有の病気に幅広く対応していることが多いですが、小さな病院であれば診療している内容が限られていることもあります。ですから、婦人科に行くときは事前に調べることが大切です。この記事では、婦人科の探し方や、選ぶときのポイントを紹介します。

自分にあった婦人科の探し方

自分にあった婦人科の探し方

「お住まいの地域名 + 婦人科」で検索してみる

まずは「お住まいの地域名 + 婦人科」で検索しましょう。もし具体的な症状名がわかるのであれば、検索するときの単語に追加しても良いでしょう。

検索すると、病院のホームページ以外に、病院を紹介するポータルサイトも検索結果に出てくるかもしれません。そのようなサイトを使って、お住まいの地域にある病院を探しても良いでしょう。

自分の症状にあった診察・治療をしてもらえるかチェックする

婦人科の病院が見つかったら、次は自分の症状にあった診察や治療をしてもらえるのかチェックしましょう。例えば、生理痛やPMS(生理前の精神不安定や体調不良)の症状に悩んでいて低容量ピルの服用を希望している場合は、そういった相談にも親身に対応してもらえるか確認しましょう。

病院のホームページには「診療案内」や「診療科目」というページが用意されていて、どのような症状、病気に対する診療を行っているのか記載されています。

婦人科を選ぶときの3つのポイント

病院選びの3つのポイント

婦人科に行ったことがない方は、病院を選ぶときにどのようなポイントに気をつけるべきか分からないかもしれません。以下では、婦人科選びのポイントを紹介します。

ポイント① 通いやすさ

初診後、何度か定期的な検診が必要なことがあります。そのため家や学校、職場から通いやすいかどうかは病院選びのポイントのひとつです。

「家の近所は、ちょっと人目が気になる……」という方は、少し距離のある病院を選ぶとしても電車でのアクセスや駅からの距離などはチェックしておきましょう。

ポイント② 医師の性別

ポイント② 医師の性別

性感染症や子宮・腟などの病気が疑われる場合は「内診」といって検査のために腟内の状態を検査することがあります。そのような場合、医師が男性だと抵抗があるという方もいるでしょう。

医師の性別よりも大切なのは「適切な診察と治療を受けられること」ではありますが、どうしても男性医師は避けたいという場合は、病院のホームページで女性医師が在籍しているかの確認や、事前に電話などで問い合わせて医師は女性を希望することを伝えましょう

ポイント③ 病院の口コミ

ポイント③ 病院の口コミ

あくまで参考程度ですが、病院の口コミもチェックすると良いでしょう。婦人科に通ったことのある友人などから「医師に対応が良くなかった」「傷つくようなことを言われた」など聞いたことがあるかもしれません。

口コミをチェックする方法はいくつかありますが、婦人科への通院経験がある女性からよく聞くのは「Googleマップ(グーグルの地図アプリ)」の口コミです。

Googleマップで口コミを確認する方法は以下の通りです。

【1】Googleマップを開く

【2】「お住まいの地域名 婦人科」で検索する

(「品川区 婦人科」 で検索した例 )

「品川区 婦人科」 で検索した例

【3】リスト表示される病院名をクリックする(★の数も参考に)

【4】「クチコミ」から詳しく書かれた口コミをチェックする

「クチコミ」から詳しく書かれた口コミをチェックする

口コミはあくまで “口コミ” ですが、そこから病院や医師の雰囲気対応の良さは読み取れます。悪い評判が多くついていないかチェックすると良いでしょう。

ここまでポイントを3つ紹介しました。大切なのは自分にあった病院で適切に治療を進めることです。紹介した病院選びのポイントを参考に、婦人科を探すようにしてください。

婦人科に行くときの注意点

病院に行くときの注意点

婦人科の初診にかかる際は、以下の点に注意しましょう。

(1)過去の月経歴や性交歴、妊娠歴などについて答えられるようにしておく

婦人科では最初に問診をします。問診では、初潮がきた年齢月経周期(生理がきてから次の生理がくるまでの日数)の目安性交の経験有無妊娠したことがあるかなどの質問をされます。正しく診断するために大切なことなので、答えられるように準備しておきましょう。

(2)着替えやすい服装で通う

問診のあとは、採血(注射で血液を採ること)や、症状によっては内診といって超音波検査機器などで膣内を調べる可能性があります。採血は腕を出したり、内診では下着を脱いだりする必要があるため、着替えやすい格好で通うほうが良いでしょう。ゆったりしたスカートであれば、内診はスカートをはいたまま行えることもあります。

(3)化粧は控える

貧血など、顔色や爪の状態から症状をみる場合もあります。できるだけ化粧やマニキュアは控えましょう

(4)性器を清潔にする

内診を行うことになっても大丈夫なように、通院前には性器周辺を清潔にしておきましょう。ただし、腟内をシャワーで洗うなどはしないようにしてください。腟内のおりものの状態を検査することもあるため、洗い流してしまうと正確に診察できない可能性があるからです。性器周辺を清潔にしていれば問題ありません。

(5)前日や直前は性行為を避ける

診察前に性行為をしていると、検査のさまたげになることがあります。婦人科に行く前は性行為は避けるようにしましょう。

「産科」と「婦人科」の違いについて

「産科」と「婦人科」の違いについて

ここまで婦人科の探し方や選び方のポイントについて紹介しましたが、病院を探してみると「〇〇産婦人科」という病院名であることが多いですよね。多くの病院は「産科」と「婦人科」を併設しているためこのような名称なのですが、「産科と婦人科の違いがよくわかっていない」という方もいるため補足として説明しておきます。

「産科」 = 妊娠や出産の診察・治療

「産科」は文字通り妊娠から産後まで出産のための診察や治療をするところです。妊娠判定のための検査や妊娠後の定期検診、そして出産などは産科が対象になります。

「婦人科」 = 女性特有の病気に対しての診療・治療

一方で、「婦人科」は女性特有の病気の診療や治療をするところです。例えば、生理痛(月経痛)やPMS(月経前症候群)などの月経に関するトラブル、腟・子宮・卵巣・乳房などの病気、性感染症、子宮や乳房のがん検診、避妊の相談や不妊症の治療などです。

ですから、生理(月経)の悩みがあるときや、生殖器(腟や子宮、卵巣など)の病気やトラブルが不安なときは「婦人科」で診てもらうことになります。

「レディースクリニック」は診療内容に注意する

ちなみに「〇〇レディースクリニック」という名称の病院もたくさんあります。レディースクリニックは産科と婦人科のどちらも対応していることもあれば、不妊症だけを専門に扱うようなクリニックもあります。自分の症状に対応した診察・治療を行ってもらえるのかはクリニックのホームページで確認しましょう。

以上、この記事では婦人科の探し方について解説しました。病院選びは難しいかもしれませんが、この記事で紹介したポイントを参考に調べてみましょう。

この記事の監修医師

産婦人科専門医 月花 瑶子

産婦人科専門医月花 瑶子

資格
医学博士
産婦人科専門医
経歴

2013年

北里大学医学部医学科卒業

2013年

日本赤十字医療センター

2015年

母子保健センター愛育病院
帝京溝の口病院 産婦人科

2016年

国立成育医療研究センター 不妊診療科

2018年

杉山産婦人科

所属
日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本受精着床学会
日本女性医学学会

この記事の著者

吉川 雄司

著書「やさしく 正しい 妊活大事典」(プレジデント社)。生殖機能に関する正しい知識の普及、妊活・不妊治療に取り組む方のサポートを目的とした事業を運営する株式会社ヘルスアンドライツの代表取締役。日テレやTBSなどの番組出演、新聞やメディアへの掲載多数。

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